目的
項目間比較についてご説明いたします。
前提
項目間比較とは、人事労務システムの入社年月日と給与計算システムの入社年月日等、別サービスの項目に値が反映されているかをチェックする機能です。 Gozal給与チェック に登録した従業員情報の当月値と前月値を比較することも可能です。
項目間比較の利用の流れ
項目間比較機能は下記のフローで利用することができます。
🔰 初回設定
従業員項目の作成 ▶️ CSVインポート設定の作成 ▶️ 従業員情報の登録(API取得 / CSVインポート) ▶️ 項目間比較ルールの作成 ▶️ 項目間比較実行
➰ 毎月の運用
従業員情報の登録(API取得 / CSVインポート) ▶️ 項目間比較実行
手順
ここでは例として、人事労務システムの入社年月日と給与計算システムの入社年月日を比較する方法をご説明いたします。
従業員項目の作成
給与計算システムの入社年月日を登録する従業員項目を従業員情報に作成します。
画面上部の従業員情報 → 項目管理 →
従業員項目
をクリックします。処理メニュー →
新規追加する
をクリックします。各項目に下記の値を入力して
保存
をクリックします。従業員項目名: MF_入社日
カテゴリ:在籍情報
データ型:日付型
💡 ヒント
人事労務システムの入社年月日は Gozal給与チェック で用意されている標準項目の入社年月日を利用するため、ここでは作成不要です。
従業員項目は、CSVインポート設定から作成することも可能です。
CSVインポート設定の作成
従業員情報をインポートする設定を作成します。
ここでは、人事労務システムの入社年月日登録用のインポート設定を作成します。
別途、同じ手順で、設定名・ヘッダー名・マッピング先の項目名を適宜変更して給与計算システムの入社年月日登録用のインポート設定も作成してください。
画面上部の従業員情報 →
CSVインポート設定
をクリックします。処理メニュー →
設定を作成する
をクリックします。設定名からインポート時スキップする行数(末尾)まで下記の値を入力します。
設定名:人事労務システムの入社日の取り込み
インポート種別:従業員
インポート時スキップする行数(先頭):0
インポート時スキップする行数(末尾):0
+マッピング追加
をクリックします。各項目に下記の値を入力します。
ヘッダー名:社員番号
ヘッダー区分:ヘッダー必須
マッピング先:既存の項目にマッピング
型変換:変換しない
空欄の扱い:空欄( 「-」含む)はそのまま
マッピング先の項目名:社員番号
+マッピング追加
をクリックします。各項目に下記の値を入力します。
ヘッダー名:入社年月日
ヘッダー区分:ヘッダー必須
マッピング先:既存の項目にマッピング
型変換:変換しない
空欄の扱い:空欄( 「-」含む)はそのまま
マッピング先の項目名:入社年月日
保存
をクリックします。
💡 CSVインポート設定は、CSVファイルから自動生成することも可能です。
従業員情報の登録
従業員情報をインポートします。
ここでは、人事労務システムの入社年月日のCSVファイルをインポートします。
別途、同じ手順で、給与計算システムの入社年月日のCSVファイルもインポートしてください。
画面上部の従業員情報(従業員一覧) → 処理メニュー →
従業員情報CSVインポート
をクリックします。各項目に下記の値を入力します。
支給月:従業員情報を登録したい年月を選択してください。
CSVインポート設定:人事労務システムの入社日の取り込み
エンコード設定:自動処理
ファイルを選択
をクリックして、インポートするファイルを選択します。取り込む
をクリックします。
項目間比較ルールの作成
項目を比較するルールを作成します。
画面上部の項目間比較 → 処理メニュー →
比較ルール
をクリックします。処理メニュー →
比較ルールを追加する
をクリックします。比較元月から比較方法まで下記の値を入力します。
比較元月:当月
比較元項目:入社年月日
比較先月:当月
比較先項目:MF_入社日
比較方法:完全一致
保存
をクリックします。
💡 比較元項目
、 比較元項目
は、候補として表示される項目にマウスカーソルをあてて必ずクリックして選択してください。
項目間比較実行
項目間比較を実行します。
画面上部の
項目間比較
をクリックします。項目間比較を実行する 支給月 を選択します。
項目間比較実行
をクリックします。メッセージの内容を確認して
実行
をクリックします。
比較結果の確認
画面上部の
項目間比較
をクリックします。項目間比較を確認する 支給月 を選択します。
先ほど実行した結果を確認することができます。
効果
以上の手順で項目間比較機能を利用することができます。