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申請集計機能の利用の流れ

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対応者:カスタマーサポート
2か月以上前に更新

目的

申請集計機能のご利用の流れについてご説明いたします。

前提

申請集計とは、1人の従業員に対して複数行のデータ(申請情報)をインポートする際に、指定した条件に一致した行数をカウント、または、値を合計して、指定した従業員項目に集計した結果を保存する機能です。従業員項目に保存された集計値は、給与連絡票、項目間比較、給与分析で利用することができます。

申請集計機能の利用の流れ

申請集計機能は下記のフローで利用します。

🔰 初回設定


申請項目の作成 ▶️ 従業員項目の作成 ▶️ 申請集計ルールの作成 ▶️ CSVインポート設定の作成 ▶️ 申請情報CSVのインポート(インポート時に申請集計されます)


➰ 毎月の運用


申請情報CSVのインポート(インポート時に申請集計されます)


手順

ここでは例として、以下のような経費申請の情報から、申請日が前月1日~前月末日に該当する経費精算の値を集計する方法をご説明いたします。

経費申請の情報

社員番号

申請日

経費精算

1

2024-12-09

1300

1

2024-12-13

2400

1

2025-01-10

1200


申請項目の作成

はじめに、申請情報(経費申請の情報)を登録する申請項目を従業員情報に作成します。

  1. 画面上部の従業員情報 → 項目管理 → 申請項目 をクリックします。

  2. 処理メニュー → 新規追加する をクリックします。

  3. 各項目に下記の値を入力して 保存 をクリックします。

    1. 申請項目名:申請日

    2. データ型:日付型

  4. 処理メニュー → 新規追加する をクリックします。

  5. 各項目に下記の値を入力して 保存 をクリックします。

    1. 申請項目名:経費精算

    2. データ型:数値(カンマ区切り)

💡 申請項目は、CSVインポート設定から作成することも可能です。


従業員項目の作成

集計した結果を保存する従業員項目を作成します。

申請集計は、従業員項目のカテゴリ 申請集計値 に保存することができます。

  1. 画面上部の従業員情報 → 項目管理 → 従業員項目 をクリックします。

  2. 処理メニュー → 新規追加する をクリックします。

  3. 各項目に下記の値を入力して 保存 をクリックします。

    1. 従業員項目名: 【集計値】経費精算額

    2. カテゴリ:申請集計値

    3. データ型:数値(カンマ区切り)


申請集計ルールの作成

申請情報(経費申請の情報)を集計するルールを作成します。

  1. 画面上部の従業員情報 → 申請集計ルール をクリックします。

  2. 処理メニュー → 集計ルールを追加する をクリックします。

  3. 集計ルール名から集計結果の保存先まで下記の値を入力します。

    1. 集計ルール名:経費精算額の集計

    2. 集計方法:合計

    3. 集計結果の保存先(申請集計値カテゴリの項目): 【集計値】経費精算額

  4. 集計範囲の をクリックします。

  5. 各項目に下記の値を入力します。

    1. 集計元の申請項目:経費精算

    2. 申請項目:申請日

    3. 比較演算子:以降

    4. 対象月からの経過月数:-1

    5. 日の指定:1日

  6. 日の指定の右にある をクリックして AND条件 を追加します。

  7. 各項目に下記の値を入力します。

    1. 申請項目:申請日

    2. 比較演算子:以降

    3. 対象月からの経過月数:-1

    4. 日の指定:月末

  8. 保存 をクリックします。

💡 ヒント

  • 集計結果の保存先(申請集計値カテゴリの項目) 集計元の申請項目 は、候補として表示される項目にマウスカーソルをあてて必ずクリックして選択してください。

  • 集計元の申請項目 はデータ型が数値数値(カンマ区切り)の項目から選択することができます。

  • すでに他の申請集計ルールで設定されている申請集計値カテゴリの項目は、 集計結果の保存先 に設定することができません。


CSVインポート設定の作成

申請情報(経費申請の情報)をインポートする設定を作成します。

  1. 画面上部の従業員情報 → CSVインポート設定 をクリックします。

  2. 処理メニュー → 設定を作成する をクリックします。

  3. 設定名からインポート時スキップする行数(末尾)まで下記の値を入力します。

    1. 設定名:経費精算額の取り込み

    2. インポート種別:申請

    3. インポート時スキップする行数(先頭):0

    4. インポート時スキップする行数(末尾):0

  4. +マッピング追加 をクリックします。

  5. 各項目に下記の値を入力します。

    1. ヘッダー名:社員番号

    2. ヘッダー区分:ヘッダー必須

    3. マッピング先:既存の項目にマッピング

    4. 型変換:変換しない

    5. 空欄の扱い:空欄( 「-」含む)はそのまま

    6. マッピング先の項目名:社員番号

  6. +マッピング追加 をクリックします。

  7. 各項目に下記の値を入力します。

    1. ヘッダー名:申請日

    2. ヘッダー区分:ヘッダー必須

    3. マッピング先:既存の項目にマッピング

    4. 型変換:変換しない

    5. 空欄の扱い:空欄( 「-」含む)はそのまま

    6. マッピング先の項目名:申請日

  8. +マッピング追加 をクリックします。

  9. 各項目に下記の値を入力します。

    1. ヘッダー名:経費精算

    2. ヘッダー区分:ヘッダー必須

    3. マッピング先:既存の項目にマッピング

    4. 型変換:変換しない

    5. 空欄の扱い:空欄( 「-」含む)はそのまま

    6. マッピング先の項目名:申請日

  10. 保存 をクリックします。

💡 CSVインポート設定は、CSVファイルから自動生成することも可能です。


申請情報CSVのインポート

申請情報(経費申請の情報)をインポートします。

申請集計は、申請情報をインポートする際に実行され、集計結果は保存先として指定した従業員項目に保存されます。

  1. 画面上部の従業員情報(従業員一覧) → 処理メニュー → 申請情報CSVインポート をクリックします。

  2. 各項目に下記の値を入力します。

    1. 支給月:2025/01

    2. CSVインポート設定:経費精算額の取り込み

    3. エンコード設定:自動処理

  3. ファイルを選択 をクリックして、インポートするファイルを選択します。

  4. 取り込む をクリックします。


申請情報と申請集計値の確認

  • 画面上部の従業員情報 → 該当の従業員の行 → 申請情報 をクリックします。

  • 先ほどインポートした申請情報を確認することができます。

  • 申請情報の左にある 従業員情報 → サイドメニューのカテゴリ 申請集計値 をクリックします。

  • 集計結果の保存先として指定した 【集計値】経費精算額 を確認すると

    支給月 2025/01 に対して、前月である 2024/12 の経費精算 3,700 が登録されています。

社員番号

申請日

経費精算

1

2024-12-09

1300

1

2024-12-13

2400

1

2025-01-10

1200

効果

以上の手順で申請集計機能を利用することができます。

従業員項目のカテゴリ 申請集計値 に保存した値は、給与連絡票、項目間比較、給与分析で利用することができます。

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